補体結合反応における補体の態度

緒方 富雄, 馬杉 菊三

要旨


Bordet (1900)の最初の実験があきらかにしめしているように、補体の協同作用によって溶血あるいは溶菌がおこれば、その補体は固有の活性をうしなう。また、Gengou (1902)の実験以来、液性の抗原を使った時にも、補体結合反応がおこることを我々は知っている。

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