倍数性細胞の成立並びに所謂不明小体

湯浅 明

要旨


ホウレンソウ(Spinacia oleracea)の根に於いて、倍数性の細胞が性状の細胞に混じて混数体となっていることは、既にde Litardiere(1923)によって認められ、氏は12染色体を有する正常の細胞(二倍性)に混じて24,48染色体を持つ四倍性、八倍性の細胞の存在することを見ている。

フルテキスト:

PDF

Refbacks

  • 現在 refback はありません。